沖縄の経営者を考察する(続)

 世界のみなさま、こんにちは。

 12月19日は忘年会、21日も忘年会、22日も忘年会、23日のクリスマスイブイブも忘年会、昨夜はクリスマスイブでケーキを食べ、今朝も朝食にケーキを食べ、少なくとも年内は体重計に乗らないことを決めている、沖縄らぶびたんDays、主筆の喜良原(きらはら)です。

 もう1件予定されている忘年会や、年明けの多くの新年会のことは忘れてしまいたいところです。

 さて、クリスマスに即した話題なのか分かりませんが、沖縄の経営者を考察する続きを述べさせていただきます。前段は前回記事をご参照ください。

 第1世代、第2世代に続き、第3世代の経営者です。

1970年代~80年代前半生まれで現在30代中盤~40代後半、第2次ベビーブームを含むために世代人口が多く、自己主張しなければ分け前も存在感も得られないため、「なんでも競争」的な価値観をもち、全員が好戦的なわけではありませんが、いざとなれば腹を決めて戦う性格です。ファミリーコンピュータの第1世代であり、ITに食らいつけるか否かの分水嶺的な世代です。

 しかも、バブルののちの就職氷河期に直面し、いわゆるモーレツな体育会系以外の価値観が確立された最初の世代でもあるため、年齢や立場の上下に関係なく、これという理由があれば上司上役に噛みつくことも辞さないという面倒な一面もあります。

 沖縄では歴史ある企業の四代目以降を担っているほか、多くの起業家が存在しています。ただ、全体的な視点から申しますと中心となるのはこれから、というポジションかと思われます。

 さらには80年代後半以降生まれでの第4世代もちらほらと出てきています。20代の経営者です。若いころから携帯電話を持っている、小学校教育からPCや英語が科目として存在するため、ITに関する知識は一定レベルで持っています。というより、その辺りの分野で独立している経営者がほとんどかと思われます。

 繰り返しになりますが、沖縄では「島嶼エリア」「戦後の焼け野原」「異国の統治下」という特殊な状況下に置かれたため、ある意味本当に「東洋のガラパゴス」のように隔離された環境で、経済がいびつな成長をしてきた経緯があります。

 現在、多くの企業経営者の主流を占めているのは、戦後第1世代ではなくバブル時代の恩恵を全身に浴びてきた第2世代です。

 高度情報化社会という古い言葉よりIT社会のほうが受けが良いのでしょうが、このIT社会に、この人手不足で売り手市場の人材市場に、このグローバル化が進んだ社会に企業のリーダーとして立ち向かう、この第2世代の多くの方々には、「走れば数字がついてきたバブル時代の現場経験値」と「現場に叩き込めば社員教育は完了すると考える旧弊的な人材教育観」と、「上司だから偉いと思い、社長だから尊敬してしまう盲目的な価値観」と、「いまだに人差し指でキーボードを叩き、エクセルの計算式に戸惑う程度のITレベル」が備わっております。

 沖縄という市場においては、まだインターネットがなかった頃、もしくはインターネットが普及し始めたころの市場観しかもっていないため、実にアナログな視点から物事を見てしまう、そしてそれが通用していると勘違いしている経営者が少なくありません。

 いえ、勘違いではなく、今まではギリギリどうにかなってきたという状況はあります。ただ、それは新聞と同じで、世代が変わってしまえば消えてしまう風前の灯火。

 インターネットの普及、IT化が何をもたらしたか。情報の即時化。情報の即時化が沖縄(あるいはこれまで情報が遅れて届いていた地方)に何をもたらしているか。それは恐ろしいスピードで消費者の意識が中央と同等か、それに近いものに変質しているということ。

 つまり、県民性がどうとかいう話は次第に(そして若い世代ほど)通用しなくなってきている、むしろ(特に若い世代ほど)東京も沖縄も北海道も同じようなレスポンスになってきているという事実。

 これを、第2世代の経営者の多くは、認めません。それは自分たちの経験値の外側にあることなので、認められないというか見えないというか、理解できない部分なのです。

 ここから沖縄は、多くの企業が変わっていくでしょう。変わらざるを得ません。なにせ目の前には未経験のIT社会、未曽有の大変化です。

少し前の流行り言葉で、しかも沖縄の第2世代の経営者の間で未だに流行っているダーウィンの言葉を使うなら、「賢いものが生き残るのではない、変化に対応したものが生き残るのだ」という状況です。

 ここから沖縄では、多くの地元資本企業が倒れていくか、合併していくか、本土資本に吸収されていくでしょう。仕方ありません。ダーウィンの言葉に従えば、変化のできない種は姿を消していくしかありません。

 前回も述べましたが、沖縄を支えている第2世代の経営者たちは、仕事のできる人、仕事のできない人、その両極端ですから、未曽有の大変化に対応しきって大きくなれる企業、対応しきれずに姿を消していく企業、ふたつにひとつということになるでしょう。

 もともと起業率が高く、廃業率も高い沖縄のことですから、いずれ時代を経て「なんくるないさ」の精神で復活!なんてこともあるかもしれませんけれども。

 沖縄には大転換の時代が迫っている。わたくし喜良原は、そのように見ています。全くのカンだけなのですが。

 沖縄らぶびたんDays、主筆の喜良原でした。

 あでゅー。

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