県内政治というもの、あるいは人

 世界のみなさま、おはようございます。

 横綱の三連敗に、暗澹とした気持ちになっている沖縄らぶびたんDays、主筆の喜良原(きらはら)です。

 今朝になって引退発表。出来うるなら15日すべて取り切って、その結果で決めてほしいと心から願っていました。今さら体面など気にしなくても良かったのに。

あの大ケガさえなければと思わないでもないですが、勝負の世界ですからね。ケガも実力のうち。運も実力のうち。……と、言い切るにはまた大きすぎる期待を背負った横綱でもありました。日本人であるとかそうではないとか、ある意味では日本人っぽい考え方のうちに、ですね。

 さてさて、曇り空に小雨がぱらつく首里の空を眺めながら、「県下三分」の様相を呈している県内について、空も泣いているのかなぁなどと、ついつい独り言ちてしまいます。

 昔の政治家は大きかった。

 そう嘆く人が周りにはいらしゃいます。いずれもご年配の方々です。

 以前に述べた「世代」の話でもそうですし、大きく言えば日本国全体の話でもあると思うのですが、昔の政治家はとかく「国のため」あるいは「沖縄のため」と、考え方や立ち位置は違っても、それぞれが信念をもって政治を志しており、それぞれに掲げた大義の旗のもとに行動していた。

 そういう声がよく聞かれます。

 わたし自身は、たとえば瀬長亀次郎さんのような「昔の政治家」に直接お会いしいたことはありませんので、その方々の人物であったりを詳しくはしりませんが、折に触れてご年配の方々のお話を伺うたび「沖縄のためという志があり、それを主張して行動に移すことをためらわなかった」と、みなさん異口同音に語られます。

 伝聞と比較するのもどうか、とは思いますが、翻って現在の県内政治家の方々。

 「普天間を県外に」と声高に叫んで当選したくせに、中央の圧力を受けて「苦渋の選択で県内移設」と主張を変えた保守系の国会議員の皆様の「尻軽っぷり」は、今でも胸に熱く、「軍港移設の受け入れ反対」を掲げて当選した浦添市長が、これまた「苦渋の選択で、受け入れ表明」を発表した「へこたれっぷり」もまた胸に熱いものがあります。

 仮にも政治家を名乗るなら、己の志を突き通せよ。と、思うじゃないですか。

 かといって、たとえば浦添市長の2期目を阻むことができなかった対抗馬とその地盤や応援体制の弱さ、嘉手納基地を抱える沖縄市でも保守系市長の2期目挑戦に十分な対抗馬を立てられなかった野党の方々を見ますに、競う相手があって初めてまともな政治も成り立つものなのだなあと感じずにはおれません。

 お会いする機会を頂いた「政治家」のみなさまのお話をお聞きする限り、こちらの質問にはまるで金太郎飴のような「所属党は会派の模範解答」が一番目に返ってきて、次に「表立ってはこれしか言えないが、個人的にはね……」とグチのような言葉が並んでくる。愚痴をこぼすくらいなら、己の志を突き通せばいいでしょうに。と言いたいところですが、また気持ちも分からないでもないという。

 おかげさまでお会いする限りの「政治家」の方々は、それぞれに個性はあるものの、まるで金太郎飴のバリエーションに見える瞬間もありまして。

 党議党略を否定するつもりはさらさらありませんが、何のための党議党略なのか、という永遠の課題がありますな。国民のため、県民のため、市町村民のため。聞こえはいいですがね。

 国民のためというなら、なにゆえ国民は不幸せな顔をし、不満をため込んでいるのでしょうか。「党の考える国民の幸せ」ではなく、「国民の考える国民の幸せ」。これが本当の意味での国民のため。なのではありませんか。

 国政においては、美しい日本での失敗を経て、断固たる決意を持った首相の覚悟を無条件に責めようとも受け入れようとも思いません。少なくとも烏合の衆の離合集散よりはマダマシなんですよ、やっぱり。

 もっと野党がしっかりしてよ。

 これは強く感じています。

 県内を顧みれば、「県民の考える県民の幸せ」となっているか。なっていませんよね、これも実現されていない。県民は選択する機会さえ奪われようとしているわけで。

 県政与党の皆様。県議会だけじゃなく、市町村議会でもしっかりしてよ。とも思いますが、逆に言えば、県政野党の皆様。おもに住民投票の不実施を表明したり、チームなんとかと名乗っている首長とゆかいな仲間たちのことですが、「県民(市町村民)が考える県民の幸せ」につながる道を、あなた方が歩んでいると思われますか。

 どこかでグチをこぼして、長いものに巻かれているのではありませんか。

 まあ、わたくしこそ、詮無きグチではありますが。

 ちなみに冒頭の「県下三分」。もちろん、辺野古に賛成・反対・どちらでもいい。が第一義ですが、基地問題に対して、基地肯定・反対・無関心。という分かれ方もしているのです。投票率の向こう側に透けるもの。怖いですね。

 沖縄らぶびたんDays、喜良原まなつでした。

 あでゅー。

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