オリオンビール買収の話で持ち切りっす。

 世界のみなさま、おはようございます。

あれ? 中東の笛というか、アジアの笛はこんな感じでいいのかな? と感じている沖縄らぶびたんDays、主筆の喜良原(きらはら)です。

 ワールドカップのあと、また球際で弱くなった日本代表の、あの程度のアタリで転ぶサウジの選手と、それで笛を吹くレフェリング。イエローカードが1枚で助かった感はありますが、これではアジアのチームは世界と戦えないままですよ。

海外組がどのレベルのプレッシャーでやっているか、一目瞭然というヤツでした。逆に日本はやりづらそうでしたからね。触ったら転ぶ、転んだら吹かれる。それはボールポゼッションに差も出ますよ。

 さて、先週金曜日(1月18日)から沖縄を騒がせているのは「オリオンビール買収か」のニュースですね。日経オンラインがスクープして、瞬く間にオンザネットになってしまい、地元紙も追いかけるのに苦労しているようです。

 このニュースがアップされた時点で、すでにM&Aに関する記事(昨日掲載)を書いていたわたしとしては、寝耳に水ながらも、さもあらんという気持ちになっていました。

 オリオンビール。実は単独では筆頭株主(10%)となっているアサヒビールが資本提携する際には全株の30%まで取得したようで、地元の反発があったのか、そこから10%まで落としたという状況もあります。その時点ではアサヒビールも買収を考えていたのかもしれませんね。

 今回の買収騒動。話の端緒はどこなのかによって、読める筋書きが変わってきます。

まずはAルート。ファンド(野村+カーライル)の自発的な動き。これなら、買収後に付加価値をつけて転売でしょうね。売り先は国内ならアサヒビールでしょうし、海外のビールメーカーということにもなるでしょう。あるいは多角経営の一環として、分野違いの企業が買うことも考えられます。

しかし、これの目的というか、動機が今イチ理解できません。確かにオリオンビールは県内にいくつも不動産を保有しており、ホテルやゴルフ場も保持していますが、それがファンドの対象になるようなら、オリオンより先に対象となりそうな企業は県内にいくつか挙げられます。それらより先に、地元の反発も予想されるビール会社。手を出す理由としては弱いと思われます。

 次にBルート。オリオンビールがファンド側に持ち掛けた説。オリオンビールはもともと数多くの地元資本によって支えられてきた歴史があります。非上場かつ売上規模が200億~300億円企業にも関わらず株主が個人法人合わせて約600名と非常に多いのは、その歴史のためです。まさに県民に支えられたビール会社なのですね。

 しかし、創業から60年以上を経て県内においては大企業となった今でも、創業家やその関連企業が本社の土地建物を所有していたり、関連業務を受注していたりするなど、いろいろなしがらみが存在しているのもまた事実。これらから解き放たれたいと考えるのは自然な流れかもしれません。しかし、わざわざファンドの手を借りるでしょうか。

 最後にCルート。Bにも出てきた創業家や関連企業がファンドに持ち掛けた説。地元紙にはこの説を採っているものもあります。つまり、大きく成長して、創業家から親離れしようとしている会社の方針が気に入らないか、または、現金が必要など経済的な理由から、株式を手放そうと考えたが、どうせなら額面以上の売価によって利益が出るようにファンドを絡めた。これもまた理解できる話です。

 しかし、これも直接会社とやり取りをすれば済む話かもしれず、会話もできないほど創業家と会社が対立しているというのは、想像の範囲内ではありますが、なかなか。まさかそこまでと言いたくなります。

 いずれにしても非上場企業なのですから、ファンドがどう動こうが基本的には「株主に売る意思がなければ、株式は譲渡されない」わけです。

 水面下から浮上してきた話に、県内全体が戸惑っているのが現状と言えますが、オリオンビール本体また株主の皆様が「地元のビール」と高らかに言い切るのであれば、「絶対に売らないよ」と返事してほしいものです。

 でも、TOBで額面にプラスされるアルファの金額によっては、売らないでもない。そういう考えもまた、当然と言えば当然。経済ですからね。約600名の株主のなかには、もちろんTOBとなれば応じる方もいらっしゃるでしょう。

 「資本の県外・県内に関わらず、地元で作られれば、地元のビール」と言えますし、今後の展開に注目したいところです。「県外資本だけど地元産のビール」を県民が愛飲するかどうかは別の話ですけれども。

 人手不足の続きは、次回にしたいなぁ。の、沖縄らぶびたんDays、喜良原まなつでした。

 あでゅー。

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