オリオンビール買収決定

 世界のみなさま、おはようございます。

大坂なおみ選手の笑顔に日々癒されている、沖縄らぶびたんDays、主筆の喜良原(きらはら)です。

 わたしも「お誕生日おめでとう」と言われてみたいです。

 先週から県内の一部(ある年齢以上の方々)に激震を見舞っている「オリオンビール買収」の件ですが、1月23日の記者会見により買収決定が正式に発表されました。

 今回の一連の発端、前々回に書かせて頂いた3つのルートから言えば、正解はCルートの「創業家や関連企業が動いた」でした。

 創業家とはいえ、今やオリオンビール本体には株主である以外の係累を持たず、その意向が伝わりにくくなったことを嘆く創業家および関連企業が、ファンドに相談を持ち掛けたというのが本筋でしょう。

 あるいは本当に現金が必要になったのかもしれず、密かにオリオンビール側に高値での株式譲渡を持ち掛けていたが、条件が整わなかったためにファンドを頼った。などということもあったかもしれません。

これらはいずれも県内メディアには露出しない話ですが(県内メディアも、もっと際どい部分まで露出させてもいいと思いますが)、前々回にも触れたように、創業家の関連企業がオリオンビール本社の土地建物の所有者であり、かつ今回の買収劇でも当該関連会社は株式も不動産も保有したまま買収側の子会社になる、というファンドからの一定の配慮がある点を考えると、ドロドロとした愛憎劇が少なからず存在していた可能性は否定できません。

オリオン側からも株式買い付けの特別目的会社に資本を入れさせてもらうなど、何とか体面を保って発表できるレベルの条件は確保していますが、それも現時点での体面が保てる程度のもので、買い付ける期間を潜り抜ける間だけ体裁を整えておくということでしょう。いずれ買い付けが終わってほとぼりが冷めれば、しれっと資本構成も経営陣も変わっているでしょう。いえ、そのようにすることができるという意味です。

 今回の件は、すでに決まったことですから、あとは流れを見ながら、その場その場で適宜判断していくしかありません。

 いくら残念がったところで、以前の状態に戻るのは難しいでしょうし。

 それよりも、今回の件が県内経済界に与える影響……というより県内企業の経営者に与える恐怖心はどれほどのものかと推察します。

 対岸の火事ではない。それがハッキリと分かったはずです。オリオンビールは最新の県内企業ランキングで9位の会社です。それが買収されるということは、です。

2位の電力会社を除けば、どの企業が買収の対象となっても不思議ではない。この事実がハッキリと見えたはずです。

 ああ。

 今回の買収劇は、沖縄経済界においてはパンドラの箱を開けたも同然です。

 いつも、誰かが欲に駆られて開けてしまう箱。

 オリオンビールはいつまでオリオンビールで在り続けられるのでしょうか。

 余談です。「わたしの政治力のすべてを使って、この買収を阻止する」と述べた方がいらしましたが、政治力は使えたのでしょうか。

 沖縄らぶびたんDays、喜良原まなつでした。

 あでゅー。

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