辺野古新基地に賛成する、反対する。

 世界のみなさま、おはようございます。

 沖縄らぶびたんDays、主筆の喜良原(きらはら)です。

 辺野古の新基地建設は、住民投票を控えて新たな局面を迎えていますね。

 次の区域への土砂投入と、軟弱地盤の改良に伴う工期延長の見通しが強くなってきたことです。なんと13年もかかる見込みのようです。

 おそろしいですね。世界一危険だと言われている普天間基地は、辺野古新基地と関連付けられているために、世界一危険なのにあと13年もそのままなのですね。何が危険性除去ですか。そう思うのはわたしだけでしょうか。

 ただ、ここで明言しておきたいのですが、新基地に対するわたし個人の考えは置いておいて、指摘しているのは日本国政府の発言の矛盾や、頭ごなしに工事を進めるやり方がいかがなものか、さらには住民投票を阻害する首長や市議会議員および関係者によって、民主主義が歪められている現状がいかがなものか、ということなのです。

 ですから、県民にはもちろん新基地に賛成している方々がいらっしゃることも理解していますし、その方々の考えもまた、顧みられるべきだと考えています。

 沖縄タイムスに不定期掲載されている「ここで暮らす@辺野古」などの記事は、新基地反対派からは非難されるかもしれないけれども、顔や名前を出してまで、賛成の意見を述べている方々を掲載している。

 取材対象が「顔を出しても構わない」と考える方に限られる新聞の難しさはありますが、社是はともかく記事だけは可能な限り公平に、といった考えが表れている好例です。

 県経済に占める基地関連の割合はどんどん低下しており、いわゆる「基地がなければ成り立たない」という指摘は、県全体では30年以上も前から、基地を抱える特定の市町村でもほぼ解消されています。

 とはいえ、「基地があってこその商売」で生計を立てている方もまだいらっしゃいます。基地がなければ生活に行き詰る方々のケアをどうするか。

 新基地に反対するならば、その辺りまで考えなければいけないでしょう。

 しかし、沖縄県では基地返還後の事例には事欠かないのです。

 大きな事例だけでも、那覇市小禄の田原地域、新都心地区、北谷町のハンビー地区、ミハマ地区。それらはすべて「返還以前の経済」より大きく拡大しているのです。経済規模も人口も。

 普天間が返還されれば、そこもまた大きく発展するでしょう。

 もしも。

 辺野古に新基地が建設されれば、辺野古近隣の商店街は潤うのかもしれません。かつてのコザの街を始めとする基地周辺の街が潤っていたころのように。それはそれで、欲している人がいるのは事実です。

 ただ、ですね。新基地が建設されたとして、の話ですが。

 現在も基地を抱えている沖縄市や嘉手納町、宜野湾市などが栄えているでしょうか。

 かつてのように湯水のようにお金を使う兵士がいるのでしょうか。もし湯水のようにお金を使われたなら、それは、世界のどこかで戦争が起こっており、そこへ向かわねばならない兵士がいるということです。

 第2次大戦後、朝鮮戦争やベトナム戦争など、沖縄の基地を経由して派遣された兵士たちがいたように。

 あれから時代を経て、基地を抱える街は栄えているとは言い難い状況です。ハッキリ申せば、返還後に開発された地域のほうが何倍も栄えています。その理由は? 基地から生まれるのは基地機能と兵士による消費だけの経済であって、そこから新たな何かを生産するわけではない。ただひたすら消費するだけの経済に発展性はないのです。

 新基地が建設されても、経済的な影響は小さいでしょう。どなたかが指摘するような「基地経済に頼る沖縄」は、もはや存在しません。

 賛成、反対。意見はそれぞれですが、見るべきものを見ておかないままに判断するのはよろしくないかもしれませんね。

 県民投票は、いよいよ今月となりました。

 沖縄らぶびたんDays、喜良原でした。

 ではまた次回。

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