産まない方が問題? そういうあなたが問題だ。

 世界のみなさま、こんにちは。

 ついに敗戦を喫した先週金曜日の惨事を目撃して「監督も緊張していたのか」と改めて感じた、沖縄らぶびたんDaysの喜良原です。

 相手の5バック+2ボランチに対応したときにはすでに2失点でした。真ん中を封じてサイドにつなぐ、サイドが時間を稼いでいる間に中盤が頑張って上がる。カタールはきちんと作戦を練って、遂行してきました。

 選手交代も含め、監督の打つ手が後手(あるいは的外れ)になっていたのは明々白々でしたが、まあ、ここまでは試合結果(勝利)がついてきていましたので、誰も何も言いませんでしたし、反省を活かせれば良いのではないでしょうか。次からは同じような相手には初手から対策が取れる(と期待する)ということで。

 さてさて、週明けから爆発した「産まない方が問題だ」発言でございますが……。

 ただの確信犯であるこの方は、もう発言が顧みられないような立場に置いたほうがよろしいのではないでしょうか。

 「現首相が首相である限り、自分の立場はゆるぎないものだ」と確信していらっしゃるような言動だと見受けられます。何か弱みを握っているのか、ときどき顔を出してはポロっと発言をして、世の中の反応を愉しんでいるような感じですね。

 ところで、現代においては「男性は働き、女性は子どもを産んで家を守る」という考え方が過去のものになっていることは社会的な認識だと思います。

 女性が性差を感じることなく働ける社会、出産はともかく育児が女性だけの仕事とならない社会、出産しない選択肢が普通にある社会など、まあ他にもいろいろありますが、基本的に女性の生き方に関して、自由にあるべきという考えは社会に広く認識されているのではないでしょうか。

 ここ何十年も、そのような教育がなされてきて、そのような社会改革が進められてきて、それを進めてきたはずのお爺ちゃんが「産まない方が問題」と言い放つのは、まるで愚か者ですよね。

 今さら「産まない方が問題だ」の基準で行くならば、まずLGBTを規制しなければいけない。子どもを産むために男女の婚姻しか認められないとして、LGBTを非難すればいい。やってごらんなさい。と言いたくなりますね。

 人の生き方は自由だ。

 だが、国力は人口だ。

 そういう考えが根底にあるのならば、まず「子どもを産んで育てやすい社会」にするのが政治家の使命であり、行政の使命です。

 子どもと老人の嘆く世界に発展はない。そのような言葉をどなたかがおっしゃっていたような記憶があります。

 子どもを産みたくても、保育園は民営主体になって金儲け優先、公立の小中高校だけが無償化ならば理解できるが私立も無償化にして税金をつぎ込む、大学も無償化などとバカなことを考える、法人税は下げて所得税も下げて消費税を上げる……なんなら病院でも……などと挙げれば切りがないほど生きにくい社会のなかで、子どもを産まない方が問題だという人間が副総理なのですが、この国は大丈夫でしょうか。

 「子どもを産みづらい社会が問題だ」でしょう。

 「子どもの貧困率が高い社会が問題だ」でしょう。

 こんな人間が国会議員で副総理だというところで、この国は大丈夫なのでしょうか。

 与党のみなさん、ほんとうにこれでいいのですか? 特に長いものに巻かれた状態の議員のみなさん、日本に700人あまりしか居ない国民の負託を受けた議員のあなたが目指していたものは、ほんとうにそこにありますか?

 それに野党のみなさん、このまま、烏合の衆のままでいいのですか? 烏合の衆が離合集散していて、ほんとうにこの国のためだなんて、言えますか?

 二大政党と目標を掲げるのはいいですが、ほんとうに二大政党が実現できるのですか?

 「子どもを産まない方が問題」ではない。「子どもを産みづらい社会が問題」なのです。つまり、政治や行政の問題です。だから、副総理も問題だ。そういうことですよね。

 沖縄らぶびたんDays、喜良原でした。

 ではまた次回。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です