オリオンビールTOB完了。90%オーバー。

 世界のみなさま、おはようございます。

 春眠暁を覚えずを地で行く沖縄らぶびたんDays、喜良原(きらはら)です。

 年明けから県内(の一部)を震撼させていたオリオンビールのTOBが、3月24日をもって期限を迎えました。買い付け側の株式は創業家関連の企業を合わせて92%を超え、90%を超える特別支配株主となったため、残りの8%弱を持つ株主に対して株式の譲渡を強制することが可能になりました。よって、事実上100%子会社化となったわけです。

 来たる3月29日までには子会社化の手続きを完了させるという報道から、おそらく緊急の取締役会、株主総会が開かれ、4月1日には新体制が発表されるでしょう。

 今回のオリオンビールTOBは、関係者それぞれの発言がどう在れ、「不動産と株式は持っているが現金を持たない創業家一族と、オリオンビール歴代経営陣の不和に端を発した」という見立てでほぼ間違いないでしょう。

 創業家に礼を尽くして、ある程度お金を持たせるよう取り計らって株式を譲渡してもらうべきではなかったか。歴代の経営陣は、創業家及び関連企業が所有する株式や本社敷地など根幹となる不動産の取得を先送りにし、今回の事態を招いた。と指摘する声も聞こえました。

 いずれも後出しジャンケン的な声ですが。

 またTOB実施発表時から「TOBであると同時に経営陣による自社株の買い付け(MBO)である」という発表がされており、報道各社とも一応はそのような説明を付けておりますが、現経営陣がどれほど経営に影響力を持てるかと言えば、出資規模を考えれば経営に関する決定権など持てるはずもなく、ただの責任逃れか、建前論としか受け取れません。

 地元紙には、同じ地元企業大手の経営者から「地元のビールとしてさらなる発展を」とした応援メッセージが掲載されておりましたが、そんな呑気な話ではないとは以前に指摘させて頂いた通りです。

 つまり、オリオンビールでさえ県外資本からの買い付けには対抗できなかったのであれば、ほかの地元企業には対岸の火事ではなく、買収されたくなければ防衛策を考えて、すぐにでも実施する必要があるのです。

 しかしながら、県外企業に勤めていた経験のある立場から何度も言いますが、地元企業に(県外と比して)低賃金で勤めているより、県外企業の系列となって、給与待遇が県外レベルに準じるようになったほうがいいのかもしれませんね。

 少なくとも給与額が上がるのは間違いないでしょう。

 資本が変わってしまえば「地元のビール」と言えなくなるか。

 一時期話題になった高校野球の選手の出身地問題と似ているような気がします。

 沖縄ではありませんが、「いくつかの強豪校が甲子園に出場しても、なんとなく応援できない。なぜなら地元出身の選手がひとりもいないから」という話を聞いたことがあります。

その「なんとなく」の部分ですよね。釈然としないのでしょう。

 それで県内シェアの回復を目指すと発言されても、なんとなく応援したくない気持ちになる人も、少なくないかもしれません。

 これまで、一所懸命に応援(呑み)していた人の立場からしてみれば、ですけれども。

 県内企業の経営陣が試される状況になってきましたね。

 沖縄らぶびたんDays、喜良原でした。

 ではまた次回。

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