引っ越し5万円の時代が懐かしい…?

 世界のみなさま、おはようございます。

 ネタが古くて恐縮ですが、偉大なる野球選手の引退劇を「茶番だ、くだらねえ」と評したタレントが袋叩きに遭うさまを、まさに炎上目的で書いたのだろうと訝しむ、沖縄らぶびたんDays、喜良原(きらはら)です。

 逆を言えば、炎上目的でもなければ、還暦を迎えた人間がわざわざあのような発言をしませんよ。謝罪まで含めて、久しぶりに衆人の耳目を集めたいという欲などから生まれた行動だと解釈します。いい年をしてとも思いますが、タレントですものね。衆人の耳目を集めたいのは本能かもしれません。良く言えば、ですけれども。

 それより許せないのは、やはり沖縄県民としてはですね、日テレですね(もはや呼び捨て)。

まずBSで中継していたイチロー選手の(結果的に)引退試合を7時からは地上波に切り替えたこと。

 イチローのひとつ前のバッターの打席中にいきなり「笑点」に切り替わったときは何の冗談かと思いましたが、哀れ日テレ地上波のネットがない沖縄県民は、それから午前0時まで、日本中から取り残されましたとさ。

 さらには、昨日(すみません。この記事は23日に書いており)のサッカー日本代表VSコロンビア戦の中継も日テレ。

 日テレさんにとって、沖縄は日本じゃないと言うのでしょうか。涙

 お潰れなさい。

 でなければ、沖縄もネットワークに入れてください。あのコンビニの王者がとうとう沖縄出店するのです。視聴率王者もそろそろ出番ではありませんか。

 …。

 前置きが長くなりました。

 今日は引っ越しの値段の話ですね。昨今、引っ越し費用の相場が急騰しています。すでに従前の2倍を超え、3倍にも達しようかという勢いだそうですが、その原因は、圧倒的な人手不足とのことです。

 料金は高く、希望する日に引っ越せない。これが現在の引っ越し業界の状況です。いつの間に。と、思わないでもないですが。

 そもそも引っ越しはかなりの確率で需要の波の読める業界ですから、人手不足などと言わずに事前に準備をすればいいと思われがちです。実際に、沖縄県内の大学生などは、春休みの短期アルバイトとして、関東など大都市圏の引っ越し業者に「3週間~1か月程度の期間、超ハードで遊ぶ暇もないから小金(20~40万)が溜まる仕事」として働きに出たりしています。

 「朝8時から夜24時まで現場を転々としながら荷物の上げ下ろしを続け、2~3人が1部屋に寝起きするも、疲労が激しくて風呂と飯と寝るだけだからいざこざは起きない不思議な生活」

 というのは、実際の大学生の弁。

 3週間から1か月で休みは週に1回、8時から24時まで稼働して、長時間働くほどに給与が増える。まさに学生だからやれる仕事だと思いますけれど、それでも人手不足だということですね。

 県内では、わたしが数年前に引っ越したとき、エレベータ無しのアパートの3階から、エレベータありの高層アパートまで大きな家具や家電、寝具だけを運んでもらうよう依頼したときは、交渉しましたらなんと3万円で応じてもらえた記憶があります。

 9月半ばという時期が忙しいかどうかは分かりませんが、荷物も多くなく、南米からやってきたというアルバイト4人と日本人のキャプテン1名、合計5名が2時間ほどで運び終えて、3万円税別。

引っ越し先もクルマで15分ほどの近場でエレベータもあったので、こんな値段だったのでしょうけれども、そんな記憶がある身としては、現在の引っ越し相場の急騰は恐ろしく感じますね。

 しかしながら、現代の人手不足。

 以前にも書きましたが、やはり時代に応じた価値観と言いましょうか、ブルーカラー的な仕事に対する社会的な評価が、相対的に低い。というところに根差しているのですが、そのブルーカラー的な仕事の現場(業界)から順番に、人手不足が激しくなってきていると推測します。

 いわゆるきつい・汚い・危険の3K業界や、コンビニエンスなど学生時代のバイト先と考えられていた業界、ブラック企業が多いと言われる業界から順番に、人手不足が激化しているのは明白です。

 誰だって、きつい仕事、やりがいの少ない仕事、ブラック業界などに働きたくはありません。特に、収入が高くないならば。

 引っ越し業界は一時期の猛烈なダンピング合戦の末に、給与待遇と比較して労働時間や内容が見合わない業界として日本人からは敬遠されるようになり、職を求める外国人が多く働く業界となっていました。

 コンビニエンスや居酒屋などの飲食業界だって、同様です。社会的ニーズが高いわりに、給与待遇と比較すると労働時間や内容が見合わない労働現場となり、やはり外国人が多く勤務するようになっています。

 その「見合わない業界」の人手を外国人に求めるのもどうかとは思いますが、とりあえず現状を認めるとしても、この先、似たような現象はほかの業界にも広まっていくでしょう。

 つまり、不人気の業界から順番に人手不足は広がっていくということです。

 これを解消するためには、、、どうしましょうか。

どのような仕事であれ、社会を支えているという教育が必要ではありませんか。もちろん、社会的な認識も含めての意味ですが。

 ゴミ収集の企業がなくなれば、社会は困るでしょう。とび職に就く人がいなくて、建設業界が悲鳴をあげている現状もあります。コンビニエンスの人材募集CMは「明るく前向きで魅力ある職場」的なイメージを全面に押し出していますし、看護師も介護士も、現場の働きやすさを改善しようとしています。その必要に迫られての動きであっても、人が働きやすくなるならば、結果的にOKですよね。

 様々な職業に就く人がいて、初めて社会が回っていることを、わたしたちこそが認識しなければなりません。

 はい、そこのお母さん。

 お子さんが動物園の飼育員になりたいと言い出したとき、反対しましたね? 大手企業に勤めたほうが絶対に幸せになれるよと言いましたね? 国家公務員になるほうが幸せよと言いましたね? 

幼き日、ゴミ収集に従事する人を笑ったわたしを叱り飛ばした母でさえ、「教師か公務員になって安定した生活を」というのが口癖になっていた時期もありましたし、孫たちにも口酸っぱく言い続けています。

 そういう価値観です。改めたほうが良いと思われるのは。

 改めると言えば、やはり給与待遇のことも、そうでしょう。特に県内企業においては、お恥ずかしい限りです。

しかしながら本日、運転中に何気なく街を眺めていると、ある喫茶店に求人の看板がかけられていました。

「店員募集中。時給:昼間900円、夜勤1000円、深夜勤1180円」

 最低賃金が762円の沖縄で、喫茶店のパートまたはアルバイトが昼間900円スタートで募集しているわけです。

 賃金上昇の明るい兆しなのか、最低賃金に150円上乗せするほど応募が少ないのか、看板を見ただけでは分かりませんが、少なくとも最低賃金レベルで募集しているコンビニエンスよりは良さそうですね。

 ほんとうにその待遇で雇ってもらえるかは分かりませんが。面接で「3か月は見習いで762円から」と言われるかもしれませんし。

 いずれにしても、人手不足は対岸の火事ではなく日本経済全体の大問題であることを、国会で昼寝をかましているテレビ画面の奥の人たち(それでも国民の代表ですか)にも分かってもらえないかと、心から思いますね。

 テレビ業界も人手不足かもしれませんが、日テレのネットを心待ちにしている、沖縄らぶびたんDays、喜良原でした。

 ではまた次回。

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