令和の始まりに思うこと。

 世界のみなさま、おはようございます。

 沖縄らぶびたんDays、喜良原まなつです。

 一昨日の夜中そして昨日の夜中と、沖縄本島は連夜で雷雨となりまして、わたしの周囲は洗濯物が被弾してしまったことへの嘆きに包まれております。

 さらに仕事で通りがかった国際通りでは、観光客のみなさまが恨めしそうに空を見上げておりました。何となく申し訳ありません。

 さて、令和の初日に思うことなのに昨日の新聞からネタを拾ってしまったのですが、平成31年4月30日付けの沖縄タイムス2面に、この30年間の経済動向が掲載されておりました。

 わたしが興味を持ったのは、最低賃金でしょうか。

30年前は446円、最新の最低賃金は762円。実に1.7倍になっております。これ自体は日本全国的な傾向です。しかし、県民所得は30年前が190万6千円で、げんざいは216万6千円と、約1.13倍。どういうことですか。

最低賃金は1.7倍になっているのに、県民所得は1.13倍。

つまり、誰かがピンハネしているわけですね。

 ちなみに県民総生産も1.53倍になっているのに、県民所得は1.13倍。

 誰かがピンハネしているわけですね。

 以前にも触れた通り、沖縄の地元資本は狭いマーケットのなかだけを相手にして、狭い視野で限られたパイの奪い合いを繰り返してきて、低賃金が大前提の企業経営を続けてきたものですから、最低賃金を上げられてもなるべく給与総額が増えないような対策をするとか、サービス残業前提の業務形態を敷くなど、はっきり言って労働者から搾取するだけ、マイナス方向の施策だけをチョイスしてきたわけです。

 たとえば観光立県を支えるホテル業。大手のグループでさえ時給900円で求人しています。夢を描けませんねえ。

 さらに沖縄タイムスの経済面では、「小規模ホテルが時給を上げられず、人材が大規模他社に流出している」と報じて、同業種組合のトップが「ホテル間の従業員の争奪戦になり、サービスの低下につながる。沖縄県の観光にひずみが生まれる」とコメントしています。

 これまた情けない話です。人材が確保できないならば、人材不足倒産で、潰れてしまえばいいじゃないですか。それとも沖縄県民に「ホテルが払える低賃金で働いてほしい」と願っているのですか。

この記事を掲載する新聞社も、それでいいと思っているのですか。経済団体にトップが「低賃金でも働いてほしい」と発言しているのに、それに対しては何もないのでしょうか。

こういう体質や考え方が、県民所得の伸びを抑えていることに、誰も気づいていないのでしょうか。

 政治経済のネタを引っ張ってくるために、仲良くなろうとする。取材相手の懐に飛び込んで、ネタを引きずり出してこい。的なことを言われているのでしょうが、取材対象(おもに企業トップ周辺や首長周辺)と近すぎて批判も何もできない見苦しさが、新聞社にはありますね。

 沖縄県内で起きている低賃金その他のパワハラ、モラハラには目をつぶるか耳をふさぐ。それなのに政治経済の見張り番のような発言をする。

 ちゃんちゃらおかしいです。

 それで辺野古だけは厳しくやる意味が分かりません。国を厳しく批判するなら、県に対しても県内企業に対しても同様に、距離を置いて取材すべきではありませんか。

 まだへいこらとスポンサーに頭を下げている民間放送のほうが、割り切っているぶんだけマシなのかもしれません。

 あ。

 令和のっけから、新聞社批判になってしまいました。苦笑

 わたし、どちらかと言えば沖縄の新聞社の味方なのですよ。なぜか。違うと感じたら違うと言い切れるのは、沖縄のメディアでは新聞社だけですから。ときどきNHKも良い仕事をしますけど。

 ただ、こと県内政治、県内経済の話になると、地元新聞社は2紙ともからきしダメダメダメですね。自浄作用がなにもない。彼らは「おエラ様方と知り合い(顔を覚えてもらうレベルでも可)であること」をステータスのように思っていますから。その人たちに嫌われたくないのでしょう。

 友達のふりして、都合よく利用されていることに、気づかないのでしょうね。

 ある意味で恥ずかしいですし、とても悲しいことです。

 いやはや、低賃金を皮切りに地元経済を切ってやるはずが、なぜか新聞社に切りかかってしまいました。何度も言いますが、わたしは新聞社を応援しています。はい、悪しからず。

 令和の時代も、どうぞよろしくお願いいたします。

 沖縄らぶびたんDays、喜良原でした。

 ではまた次回。

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