Yナンバーに思うこと。

 世界のみなさま、おはようございます。

 沖縄らぶびたんDays、喜良原(きらはら)です。

 沖縄では梅雨空が舞い戻り、雲がモクモク……いえ、どんよりとした雲に島も海も覆われています。

 さて、本日のテーマは「Yナンバー」。米軍基地が身近にある地域ではご承知でしょうが、もともとは「米軍人または軍属の個人所有の車両」につけられているナンバープレートのことで、「沖縄〇〇〇 Y 〇〇-〇〇」の表示から、それらのナンバーがついた車両のことを通称「Yナンバー」と呼んでいます。

 今週になって新聞紙面で「Yナンバー、事故補償が進まず」という内容の記事が掲載されていました。

 米軍人運転の個人車両との事故に遭った地元の方が、事故原因となった相手方(軍人)から何の保障もされず、当人と連絡も取れず、米軍からも何の音沙汰もなく、沖縄防衛局に連絡しても何の折り返しもない。という内容でした。

詳しくは記事をどうぞ(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/425174)。

 これ、実は沖縄では(あるいは日本国内の米軍基地のある地域でも?)昔から数え切れないほどある事例です。

 何の保障もなく、自費で車を修理あるいは買い替え、ケガを負ったときも自費、死亡したときも泣き寝入り。こんなことが積み重なって、昭和の時代には暴動が発生したこともありますね。(昭和45年=1970年、コザ暴動。詳しくはWikipediaで)

 日本国内の法律でも、交通事故は基本的に個人同士の調整になっています。これは軍人・軍属相手でも変わることはありません。しかし軍人軍属相手の場合の問題は、相手方が逃げようと思えば、逃げ切れることです。フェンスの中に逃げ込んで日米地位協定を盾にすれば、逃げ切れてしまう。

 日本人同士だと簡単にはあり得ないことが、軍人軍属だと容易にあり得てしまう。これって本当に同じ日本の出来事なのですか。

 と、不平不満ばかりを述べても仕方ありませんね。

 今さらですけど、解決策がふたつあります。

 まず一つ目。軍人軍属は直接的な個人車両の購入が出来ないようにすることです。つまり、米軍人はほしい車両を見つけたら軍に申請して、軍が車両購入を媒介して、軍人に売り渡すというシステムです。そして事件事故の場合は、軍が保険会社に連絡して対応してもらうという形です。軍人軍属への処罰などは、軍内で勝手にやってください。とりあえず補償を最優先にということです。

 次に二つ目。こちらのほうが現実的だと思いますが、まず車両を購入したければ軍に申請し、軍の購入許可証を受けるということです。軍内で任意保険の加入を義務付けているのであれば、売る側も任意保険の加入した証明書がなければ、車両を引き渡さないというルールも必要ではありませんか。

 書いているうちにいいアイディアが浮かんだので三つ目。

軍人軍属には車両は売らないという選択肢もあるでしょう。その代わり、基地内にレンタカー会社を作って、個人車両は持たず、レンタカーに乗ってもらいましょう。保険完備のレンタカーに。こちらが一番現実的かもしれません。

好きな車を所有できないという意味では人権問題になるかもしれませんが、すでに事件事故で充分な補償が受けられないという人権侵害が起きている以上、どちらが優先されるべきか、明々白々ではありませんか。

 ただ、中部地区の中古車販売業が壊滅的な打撃を受けるかもしれません。主客層は軍人軍属だという業者は少なくありませんから。

 軍人軍属に責のある事件事故で、充分な補償をする。それだけのことがなぜ達せられないのか。疑問は消えることはありませんが、令和初の国賓への対応を眺めていたら……がっかりとした気持ちとともに、なんとなく納得、みたいな感じになってしまいますね。

 この残念感がこの先、払拭されていきますように。皆が幸せと感じられますように。そう願わずにはいられません。

 沖縄らぶびたんDays、喜良原でした。

 ではまた次回。

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