2000万円不足の報告書を受け取らない。

 世界のみなさま、おはようございます。

 いやはや、乗るべきか見送るべきか迷った末に乗ってみる、沖縄らぶびたんDays、喜良原(きらはら)です。

 何のことかって?

 もちろん「人生に2000万円不足」のニュースです。

 日本国における「年金制度の危機」はかなり以前から指摘されています。

 戦後にスタートして、お年寄り人口が少なかった頃は、爆発的に増えた戦後生まれの世代を中心に「人口は増えていくもの」という認識のもと、順風満帆で完全な制度だと思えた年金制度。

 しかし段々と出生数が減っていき、人口増加が鈍化してからは、年金制度のシステムそのものが危うくなることを見越した指摘はありました。

 若い世代が年金を収めて、年配の世代に年金を給付する。お年寄り1人当たりの年金を支える若い世代が減っている現代ですから、財源が足りないとなれば、若い世代が納める年金額を増やすか、お年寄りが受け取る年金額を減らすか、どちらかですよね。

 21世紀に入って始められた「年金を市場運用して増やす」。これが成功しているのか失敗しているのか、国の発表では60兆円以上のプラス益だそうですが、それならば2000万円の貯金が必要という理由は何なのか、というところですよね。

 わたしも読みました。「金融審査会 市場ワーキング・グループ報告書」を。

 ぜひ、みなさんも読んでいただきたい。

 これを読んでみると、「報告書の受け取りを拒否する」と発言した大臣(ひいては内閣)が、いかに愚かしい行動に出ているかと思わざるを得ません。

 若い世代の人口増加が減っており、第1次ベビーブーマーを中心にお年寄り世代は増えているので、人口ピラミッドはもはやピラミッド型ではないということ。

 賃金が伸び悩んでいること。それに比較して物価は上がり続けていること。年金の給付額と物価の関係上、お年寄り世帯の家計は毎月約5万円の赤字になるであろうということ、だから長生きするためには2000万円ほど貯金しておいてね。というのが主旨で、目を通したかぎりでは報告書の内容は少なくともデタラメではない。

 しかも、資産形成への早期着手や高齢者の資産保護、成年後見人制度の活用などにも触れていて、報告書はきちんと責任を果たしているようにわたしには見受けられます。

 これを「受け取らない」とした大臣(そして内閣)の不見識や如何に。

 という話ですよね。

 受け取らないから政府公式の見解ではない。だから問題は存在しない。これってすでに論理ですらない、ただの屁理屈じゃないですか。

 あほですか、大臣(そして内閣)は。

 そこにあるものを存在しないと言う。黒を白と言う。いやはや、新しいジャパニーズ・マフィアですか、お大臣(そして内閣)様は。

 「この厳しい報告書を政策に活かして、皆様の未来を守るために政府は〇〇〇をします」と発言するのが当たり前じゃないですか。

 戦闘機のための1兆円を半分削って年金に回しますとか、国会議員の議員報酬を減額しますとか、選挙費用を削減するため衆議院の解散を可能な限り減らしますとか、国家公務員の給与を減らしますとか、まずそういうことですよね。

 「報告書は受け取りません」

 あなた方は、子どもですか。

 ああ。

 やっぱり熱くなると思いました。

 とりあえず貯金は増やしたいと思う、喜良原でした。

 ではまた次回。

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