医療大国に存在する、受診できない人。

 世界のみなさま、おはようございます。

 重体の警察官の方がどうか回復されるように願っている沖縄らぶびたんDays、喜良原(きらはら)です。

 凶悪犯が増えているのか、それともメディアに乗る件数だけが増えているのか、いずれにしても報道の在り方にはまた考えるべき部分が多いことには変わりないようです。

 さて、昨日の沖縄タイムスくらし面(17頁)に、「経済的な理由から社会保険や国保に加入できず、乳がんを患いながら医療機関を受診せずに亡くなった60代の独身女性」というケースが紹介されていました。

 受診せずにと書いたのは、かなり以前からご自分の乳房の異状に気づいていながら、そして病気が進行しているにも関わらず、病院へ行くこともせず仕事を続け、そのうち外出することすらできなくなってしまったという経緯があるからです。

 でも、実際には受診できなかった、が事実なのだろうと思います。

 涙がこぼれます。

 まず経済的な理由から、社保や国保に加入できない。無保険状態だから、体調に異常を感じても医療機関に足が向かない。結果として、重篤な症状になってしまう。

 このバッドスパイラル。

 医療ツーリズムという言葉すらある医療大国・日本で、受診すらできずに亡くなってしまう生命がある。

 働けるのだが働いていない人。これならまだ理解できる。働いているのに、貧しい人。いわゆるワーキング・プア。

 これって、なぜだろう。

 なぜワーキング・プアという現象が生まれているのだろう。

 安い賃金環境でしか働けない。なぜ。安い労働力を搾取して利益を挙げている企業があるから。いや、その企業自体も薄利なのかもしれない。では、その企業が生んだ商品はどこへ?利益はどこへ?

 よくWin-Winの関係と言うけれど、ワーキング・プアの生まれる環境はどう考えてもWin-Winであるとは想像できない。

 かつてどこかのスポーツ用品メーカーが、発展途上国の未成年者を安い賃金で働かせて利益を挙げていると批判された。同じような構造が、わたしたちの生きる国にも存在していることは間違いないようです。

 安く使われる労働力、安く使いたがる企業。いや、安く仕入れたがる企業。という考え方もあるでしょう。とてもWin-Winとは言えない関係。

 いま、やるべきは1兆円で戦闘機を購入することですか。

 年金不足2000万円と書かれた報告書を無視して抹殺することですか。

 自身の年金の心配すらしたことのない大臣に答えてほしい。

 あなたは何のために、そこに存在しているのか。

 わざわざ中東へ出かけて、出来もしない仲裁に挑戦している大臣に答えてほしい。

 あなたが救うべき存在はまず国内に存在しているのではないか。

 わたしには人を批判する資格はないかもしれない。

 だったら選挙に出ればいいとおっしゃる人もいるかもしれません。

 そう、選挙にも金が必要で、金のない人は立候補すらできないのが実情。

 その場所の何かを変えたいと思ったら、その場所で偉くなれ。と、チョーさんが話していましたっけ。

 偉い人って、どんな人でしたっけ。

 イージスアショアの説明資料を誤って作る人? それとも住民説明会で居眠りする人? それとも国費で訪問した先でグダグダに酔っておっぱいを触りたいと絶叫する人? 

 偉い人って、どんな人でしたっけ。

 誰もが気づいているようで気づいていないこと。

 お金がかかるから、医療機関に行けない。という状況が、あなたにやってこないとは限らないということ。

 この国のバッドスパイラルが止まるか止まらないか、良い方向へ回りだせるか否か。国民は政治を見つめなおしたほうがいいと思います。

 それと、もう少しずつ、優しくなれたらいいなと切に願います。

 世界一危険と言われる基地の島に住む、ひとりの日本国民として。

 あるいはひとりの人間として。

 沖縄らぶびたんDays、喜良原でした。

 ではまた次回。

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